HINEKURE~ヤマトノオロチの巻~
霞がいつもみたいに明るく
「そうだ!!なんでも言う事聞くって朝約束したよね。だから……」

「絶対ヤダ!!」
霞から殺気が発せられる。
「分かりました。」
シブシブ優輝が答える。
霞が
「久しぶりに町に出て買い物したいから、お金払って!!つうか、払え。」

「……分かったよ。」

町に出ると、霞は優輝をあちこちに連れ回す。
陰が
『ククク、大変だね~。』
陽さんが楽しそうに
『意外とやりますね。』
優輝が
『疲れたから、代わってもいいよ??』
陰が
『じゃ~、俺が……』
陽さん
『ダメです。少しは霞さんの事を考えてなさい。』

『いいじゃねか~。俺もアイツも気持ちよくなるだし、ククク。』
陽さん
『とにかくダメです!!』

優輝がため息を零す。
二時間後
(疲れた~。ダメだ。休まなきゃ、死ぬ。)
息を切らして、
「霞??飲み物飲まない??」

「じゃ~、私コーラ!!」

「買ってくるから、座って待ってろ。」

優輝が自動販売機に向う後ろ姿を見ながら、霞がベンチに座る。
霞が下を向く、
(優輝とこうやって買い物にくるの久しぶりだな~~。あの時以来だ。)

< 66 / 156 >

この作品をシェア

pagetop