HINEKURE~ヤマトノオロチの巻~
霞は思い出していた。まだ小学校に入る前
その頃は優輝は今と違って、明るくていつも笑っていた。
ある日同じ幼稚園の園児が、優輝の白い白眼を気持ち悪がり、その園児たちが優輝と仲の良かった子をいじめたり、優輝を裏切って優輝をいじめたりした。私は自分を守るのが精一杯で優輝を守ってあげれなかった。
それ以来、優輝はカラーコンタクトをハメて、誰にも心を開かなくなった。何に対しても無気力になってしまった。
(本当優輝って……)
優輝がコーラの缶を座っている霞に差し出して、
「ハイ。」
優輝の顔をしたから見つめて、
「優輝のバカ!!。」
コーラを受け取る。
「なんだよ。いきなり。」
霞が
「ネェ~、アレ乗ろ!!」
観覧車を指差す。
優輝が青ざめながら
「お前、俺がアレって知ってだろう??」

「まだ治ってなかったの??高所恐怖症。」
霞がニヤリと笑い、観覧車まで引張って、無理やり乗せる。
優輝
『お願い!!代わって!!』

『代わらない方がおもしろそうだから、ヤダ!!ククク』
陽さん
『相変わらずドSですね。でも、私もSなので代わりません。』

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