エリートな彼は溺愛を隠さない
「やった。マジで?
料理、出来んの?」

え…。い、意外な反応…。

…何だか嬉しそう?

「あ、うん。い、嫌じゃない?私、勝手に一人で決めて…」

「ん?何で?」

何でって。あなたってそう言うの、嫌がりそうに見えるから…。

「何?何作んの?俺も手伝う?ってあまり役に立たないかも、だけど」

彼は何だか子供の様にはしゃいでる。

………。
ほ、本当に意外だなぁ。

彼って今まで思ってた、クールで高貴なイメージとは実はかけ離れたタイプなのかも。

「えっと、肉じゃがと、サラダと鱈の味噌焼き…の材料なんだけど…、嫌いなもの、ある?」

ドキドキしながら聞くと彼はにこりと笑って私の頬にチュ、とキスをした。

「…!」

「ないない。何でも食う。やった、楽しみ」

そう言って私の手から荷物を取ると、キッチンへと運ぶ。


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