エリートな彼は溺愛を隠さない
「な、夏哉…」

「綾芽、俺はお前に今、本気で嵌まってんだよ…。

今日は悪かったよ、あまり一緒にいると周りの目があるかなって余計な事考えてたんだよ。

お前が構わないなら、誰の前でも綾芽の側にいるよ。

さっきの場所で綾芽にキスしたっていいんだ」

ヤバい、オレ、泣きそう…。
綾芽、本気にさせろと言ったのは確かに俺だけど、どこまで好きにさせたら気が済むんだよ…。

今までさんざんな生活を送ってきて、人も沢山傷つけてきたけど、…もう、いいだろ…?

もう、別れるとか言い出して俺を懲らしめるなよ…。



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