エリートな彼は溺愛を隠さない
見つめ合う二人に張り詰める沈黙…。

突然、俺の中で何かが再びプッツンと切れた。
それはさっきの怒りのものとは違う種類のもの。

そう、理性。

「…んん?!…」

彼女が驚きで固まり、わずかな隙間から呻き声を微かに上げて目を見開いている。

そう、俺は咄嗟に城田の唇を塞いでいた。

しかし…おい……。
俺っ…!暴走し過ぎだろ…!!

自分でも分からないままこうなってしまっていた。

だけど……。
彼女の唇をなぞっていると、少しずつ満たされていくような気持ちが、何だか心地いい…。





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