エリートな彼は溺愛を隠さない
今まで…相手は誰でも良かったし、求められれば、俺もそれに応じてきた。

城田の言う通りだ。
改めて……、最悪だな。

…だけど、しかし俺は何でこんなに動揺して落ちてるんだ?

コイツに言われた事を、何で素直にそうだと認めないんだ?

俺……、確かめたい。

「…本気じゃないと思ってる?」

ねだるような、甘えた視線を彼女に送る。

「だって、そうでしょ?
今日も合コンだったでしょ?
素敵な人と出会えましたか?」

ピシャリと言われる。
通用しない…。


しかし…、素敵な人…?

さっき俺を殴った女が頭に浮かぶ。
うっ…、顔が思い出せない。

「私は、遊びで恋愛するつもりはありません。
他の方を誘って下さい」

そう言って彼女はプイッと顔を横に背けた。



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