エリートな彼は溺愛を隠さない
その時、綾芽のデスクに一人の男性社員が近付いていった。

あれ…。
何やら話しかけている。

…?何を話しているんだ?

あれは、…望月先輩か。

人当たりの良い彼は女性社員の間では密かな人気がある人物だ。

おいおい、顔を近付け過ぎじゃないか?

…嫌な予感がして俺は立ち上がると綾芽のデスクに近付いて行った。



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