大地くんの天気予報


「…一緒に、答えを探そう?…陽ちゃんが、どうすればこの世界で幸せになれるのか…、どうすれば、その美月ちゃんとの恋が叶うのか…、こんな僕でも、一緒に考えていくから…。ね…?」


…陽ちゃんは、真っ赤な目をした顔を上げて、コクリとうなずいた。


「…ウン…。キヨちゃん、ありがとう…、ホントに、ありがとう…」




…そうしてやがて、陽ちゃんと僕は一緒に帰り、いつものところで別れたのであった。


僕に打ち明けてくれただけでも、陽ちゃんの気持ちは少しでも軽くなったようで、本当に良かった。


いつも助けられてばかりのこんな僕だけれど、今度は僕が、たくさん陽ちゃんを支えてあげることができたらいいな…、って、そんなふうに思いながら、帰宅した時のことだった…。


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