大地くんの天気予報


階段を上りながら、僕の心臓はドキドキしていた。


…絢姉さん、いったい、どういうつもりだろう…。




自分の部屋の前までやってきて、僕は、自分の部屋なのにおかしいなと思いながらも、コンコン、とノックをした。


そして、ゆっくりとドアを開けた。




絢姉さんが、こちらに背を向けて、僕のベッドの上に座っていた…。


僕は静かにドアを閉めると、「…ただいま」と、小さく言った。


その声に、ゆっくりとこちらを振り返る絢姉さん。


「…お帰り、風花…」


< 414 / 419 >

この作品をシェア

pagetop