大地くんの天気予報


「…あのッ、絢姉さん…、お話って、何ですか…?」


そう言うと、絢姉さんはやはり、いつものような冷たい表情に戻った。


母さんの前で見せた態度は、作り物だったんだ…。




…すると、絢姉さんは、机の上のプリクラを手に取って言った。


「…ずいぶん、仲が良さそうね、この男の子と…」


「…友達、だから…」


「友達、ねぇ…。ホントにそれだけかしら…?」


「…え?」


僕は、絢姉さんが何を言いたいのかわからなかった…。


< 416 / 419 >

この作品をシェア

pagetop