ぼくらのハーモニー Ⅲ

「原。」

「はい・・・。」

「パートリーダーをチェンジします。」

「え!?」






9 yuzuki minakata


パートリーダーを・・・今?

「戸田。代わりなさい。」

「え・・・ハイ。」

「ちょ・・・先生!原もしっかりやってるんだと思います!」

私は先生を止めた。

「何を?これをみて?」

「・・・・。」

「仕方ないんじゃない?」

愛華は私に言った。

「こんな練習しかしてこなかったんだし。」

「・・・。」

「この際だから言ってしまいます。」









先生は、言った。


「この部活は入賞できません。」

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