俺と先生のイケナイ関係
女子生徒数名が、澤田の周りに集まる。





「うん。他に今日残れる人いない〜?」


教室全体に聞こえるように言う澤田。




「今日はバイト〜」

「部活〜」

「用事が…」


そう言って、ぞろぞろと帰っていく生徒たち。





「…そっかぁ。しゃーない。私たちだけでやろう…」


女子生徒数名を引き連れ、教室から出て行く澤田。




「葵斗。途中まで一緒に帰ろうぜ!」

「…うん」


澤田を気にしつつも俺は力と下校し、一旦家に帰ってからバイトに向かった。

バイト中も、澤田のことばかりが頭をいっぱいにさせた…


そのおかげで、今日は時間がたつのが早く感じ、あっという間にバイトが終わった。











ブブブブ……ッ


スーパーで買い物を済ませ、帰宅した俺。

原付を停め、エレベーターで部屋へ向かった。
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