俺と先生のイケナイ関係
ガチャ


鍵を開け、玄関を開ける。





しーん……


てっきり、リビングから澤田が走って来るかと思ったけど…今日はお迎えがないみたいだ。

玄関で靴を脱ぎ、リビングへ向かった。






「…ただいま」

「あ…おかえり〜」


リビングへ行くと、澤田は晩酌をしながらパソコンを開いていた。





「……仕事?」


キッチンへ行き、買ってきた食材を冷蔵庫に入れながら言う俺。




「うん…」

「メシは?」

「食べる〜」


カチャカチャとパソコンのキーを叩く澤田。





やけに真剣だな。


俺はキッチンで晩メシを作り始める。

メシができるまで、澤田は一言も口を開かず、ずっとパソコンをいじっていた。






「メシできたけど…」
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