俺と先生のイケナイ関係
正直‥まともに澤田の顔見れねーし……


海ってコワいな(汗)






「ヨッシャ♪泳ごう〜」

「レッツゴ〜」


タバコの火を消し、海に向かって走って行く澤田。

澤田のあとを必死に追いかけていく力。



俺は二人を目で追いながら、タバコに火をつける。

ふと横を見ると、俊也と俊也の兄貴と佐藤ってやつは、パラソルの下で寝てしまっている。




朝早かったから疲れたんだな…

おまけに、俊也の兄貴は運転もあったしな…




「泳がないの?」




後ろから舞が俺の顔を覗き込む。






「…びっくりした(汗)お前いたの?」

「ひっどーい!」

「てっきり泳ぎに行ったのかと思った」

「ゆかり寝ちゃったし…ひとりで泳いだってつまんないじゃん」

「…代々木さんがいるじゃん・・・って居ねぇ…」


周りを見渡しても、代々木さんの姿がない。






「車に忘れ物したからって、さっき駐車場に行ったよ〜」

「そうなんだ」
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