俺と先生のイケナイ関係
澤田がはしゃぎながら俺の数歩前を歩く。




外食つってもどこ行くかな…?


フレンチ?

イタリアン?



フレンチなら昔っから家族で行ってるあそこかで…

イタリアンなら都内の駅前のあそこかな…







「ねえ…」


目の前を歩く澤田を呼ぶ俺。

澤田は「ん〜?」と笑顔で振り向いた。




「なに食いたい?食いたいもんによっちゃあ、電車で行かねーと……」

「ああ〜もう行くとこは決めてあるから〜♪」

「え?そうなの?」



なんの相談もなしに、勝手に決めたのかよ(汗)






「うん♪おいしいとこ知ってるから、ついてきてぃ〜」


嬉しそうに手招きする澤田。


今の動きはちょっとかわいかった…







……ま。いっか。


俺は澤田について行き、しばらく歩くと澤田は、ちょっと古い感じの小さい飲み屋の前で止まった。






こ…ここかよ(汗)

なんだこの汚ねえ店…
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