俺と先生のイケナイ関係
澤田が足を止めた店は、家から歩いて15分程度の隠れ家的な居酒屋。

見た目は古く…どちらかといえば汚い店…


本当にここで食うのか?







ガラガラガラ…


「こんばんは〜」




店の引き戸を開け、スタスタと店内に入って行く澤田。

俺も澤田に続き、少し躊躇しながら恐る恐る店ん中へ入った。





ガラガラ…


店内へ入り扉を閉め、のれんをくぐり抜けると…





「はい、いらっしゃい!」




カウンターからおっさんが通る声で言った。




店の中はガヤガヤとしていて、結構客も入っている…




「こちらにどうぞ〜」

「……!」


店員の若い女の子に案内された席には、もう澤田が席についていて、メニューを開いていた。


俺は澤田の向かいに座り、出されたおしぼりで手を拭く。







「…えっ‥と・・とりあえず生2つと……唐揚げと枝豆と焼き鳥適当に2本ずつ…あといつものある?」


“いつもの”!?

もしかして常連?
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