俺と先生のイケナイ関係
キンキンに冷えたビールが、喉をスッと通した。





うめ。



「カ―――ッ!!うまい!」




すると目の前にいる澤田が、ジョッキのビールを一気に半分以上飲みうなっている。





いつもながら、本当にうまそうに飲むよな…







「よ!美紅ちゃん!来てたんだ♪」


!!

突然知らないオヤジが澤田に話しかけてくる。






「あ、おじさん♪こんばんは〜」

「今日は先生たちと一緒じゃないんだ?」



先生たち?





「そうなのよー♪今日は弟と一緒なんだ!」


は?

弟??






「へぇ〜連れさんは弟だったのか!てっきり彼氏かと思ったよ。いや〜美紅ちゃんもかなりの美人だけど、弟さんもいい男だなぁ」

「弟は、私のひとつ下なんだ〜彼氏は募集中でーす(笑)」


澤田とオヤジはゲラゲラと笑う。

そしてしばらく澤田と雑談したあと、オヤジはカウンター席に座って他の客と話をしていた。
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