俺と先生のイケナイ関係
キィ……キィ…


澤田がブランコをこぎながら、俺に手を振る。







「はいよ」

「ありがとー」


差し出したコンビニ袋を、澤田はガサガサとあさる。

俺は、澤田が座っている隣のブランコに腰掛けた。








「あ…!するめイカっ♪さっすが横山くんっ」


コンビニ袋からつまみのするめイカを見つけ、嬉しそうに振り回す澤田。


どうせ酒飲めば、腹減ったとか言うと思って買ったんだ…









「ん〜♪イカと酒は合うね〜」


もう飲んでんのかよ(汗)


俺はそんな澤田を呆れた目で見つつ、コンビニ袋から冷たい缶コーヒーを出して飲む。









「ねえ?」




「…ん?」



「前さ〜私が引っ越してきた日もこの公園に来たよね〜」

「……ああ、来たね」



そん時もお前は酒を飲んでたよな(汗)
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