俺と先生のイケナイ関係
…運ぶか。



俺はかけた毛布を一旦取り、澤田をかかえた。

一瞬澤田が起きると思ったが、澤田はピクリともしないで眠っている。







爆睡かよ(汗)


本当こいつ寝つきいいな。

うらやましい…



つーか、相変わらず軽いな。

前に海でも抱えたことあったけど…


あんな暴飲暴食してんのに、どこに入ってんだよ…







澤田をベットに置き、再び毛布をかける俺。



酒臭い中に混じって、いい匂いがする…

多分澤田の髪の匂いと、化粧品の匂いだと思うけど…




俺はしばらく澤田を見つめたあと…電気を消して自分もソファーに横になった。


寝つきが悪い俺だが、今日は割とすんなり眠れた。











サ―――…‥




「…ん」


ふと目を開けると、部屋がうっすらと明るくなっている。

首を横に向けてみると、カーテンから太陽が差し込んでいる。
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