俺と先生のイケナイ関係
俺は重い体を起こし、ボリボリと腕をかきながら、テレビの横の時計を見た。






9時か…


今日はバイト休みだし…まだ寝てようかな…



何気なく澤田が寝ているベットの方を見ると…






………あれ?

澤田がいねえ…



俺はソファーから降りて立ち上がり、キッチンでタバコに火をつけた。






便所か…?


口にタバコをくわえながら、廊下に足を踏み入れると…





サ―――…‥




バスルームからシャワーの音が聞こえる。






…あいつ風呂入ってんのか。


俺はキッチンに戻り、冷蔵庫から飲み物を出してちょこちょこ飲みながら、残りのタバコを吸った。

タバコを吸い終えたと同時に、澤田がバスルームから出てきた。






「あ。起きてたの?もしかして起こしちゃった?」


髪をバスタオルで拭きながら、キッチンに入って来る澤田。





「いや、自然に起きた。つーか、起きんの早やくね?いつも休みの日は昼くらいまで寝てるのに…」
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