俺と先生のイケナイ関係
歯ブラシを口にくわえながら、バスルームから廊下に顔を出す。すると…





「いいよ。私出るから〜」


キッチンから玄関に走って行く澤田。


俺は歯磨きを済ませ、うがいをしたあとバスルームから出た。





「ありがとうございました〜」

「ご苦労様〜」


ちょうど廊下で澤田と行き会う。




「誰だった?」

「宅急便♪私宛てみたい」

「宅急便?」


澤田は中くらいの段ボールを抱えていて、リビングのテーブルに置いた。


俺はキッチンに入り、冷蔵庫から野菜を取り出した。







「やった☆カニだ!」




リビングで、突然はしゃぎ始める澤田。

突然の大きな声に、体がびくついてしまう。





「どした?」


「見てよ!カニカニ!」


澤田はでっかいカニを抱え、俺に近づいて来る。






「でか。(汗)それずわい蟹か?」

「うん、そーみたい。毛ガニとかもあるよ♪」
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