Rose of blood *short story*
自室で書類に目を通していると、微かに焦げ臭いにおいがした。


窓を開け外を見ると煙が上がっていた。


レイドの奴が動き始めた…。


俺は急いであの女の部屋へ向かった。



バンッッッッッッ!!!!!


『いない…一体どこに……』



アルファナの娘のところか!?


自分の事よりも組織のことよりもあの女のことが心配だった。


レイドに見つけられる前に見つけなければ……。


いくら純血とはいえ、血を飲んでいない上に妊娠中のあの女がレイドに敵うはずが無い。


とにかく、あの女が自分の気配を断ってくれていることを祈るしかない。





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