永久の灯火†久遠の祈り
何故莉人が驚いているのかと言うと、理由は時期。
現在は9月のある日曜日。
夏休み明けにしては遅すぎる。
さらに先程心優の口から出たのは入学式という言葉。
莉人が高校に入学式してからすでに5ヶ月が過ぎている。
日本でこんな時期に入学式を行うのは珍しい。
「入学式じゃなくて始業式じゃ……?」
「入学式だよ!この学園は普通とは違うからね」
心優はニコッと笑った。
「仲間発見か!?」
壱夜が身を乗り出す。
「な、仲間?」
「莉人って人間出の魔法使いだろ!?」
「に、人間出……?」
「人間出身の魔法使い」
壱夜に押されぎみの莉人に救いの手が伸べられた。
突然の声に三人が出所に注目する。
声の主は無表情のまま壁から離れた。そして三人のもとへ歩み寄る。
「魔法使いは脈々と続く血統により生まれる。しかし稀に、一般人の子供が魔力を持って生まれてくることがある。そういう魔法使いは『人間出の魔法使い』と呼ばれる」
黒髪少年・倫縷の説明口調に莉人はポカーンとしていた。
そんな莉人の様子を尻目に倫縷は壱夜の隣に座った。
現在は9月のある日曜日。
夏休み明けにしては遅すぎる。
さらに先程心優の口から出たのは入学式という言葉。
莉人が高校に入学式してからすでに5ヶ月が過ぎている。
日本でこんな時期に入学式を行うのは珍しい。
「入学式じゃなくて始業式じゃ……?」
「入学式だよ!この学園は普通とは違うからね」
心優はニコッと笑った。
「仲間発見か!?」
壱夜が身を乗り出す。
「な、仲間?」
「莉人って人間出の魔法使いだろ!?」
「に、人間出……?」
「人間出身の魔法使い」
壱夜に押されぎみの莉人に救いの手が伸べられた。
突然の声に三人が出所に注目する。
声の主は無表情のまま壁から離れた。そして三人のもとへ歩み寄る。
「魔法使いは脈々と続く血統により生まれる。しかし稀に、一般人の子供が魔力を持って生まれてくることがある。そういう魔法使いは『人間出の魔法使い』と呼ばれる」
黒髪少年・倫縷の説明口調に莉人はポカーンとしていた。
そんな莉人の様子を尻目に倫縷は壱夜の隣に座った。