STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
結局あたしは、オジサンと
空いてたホテルに入った。



こうなったらもう仕方ないか。


予定通りのことを、するだけ。



「先に入って」



部屋に着くとあたしは
オジサンにシャワーを
勧めて、自分は冷蔵庫に
直行した。



備え付けのウィスキーと
グラスを出して、一人分の
水割りを作る。



そしてそこに、ポケット
から出した小さな包みを
開いて入れた。



マドラーで丁寧に混ぜてる
時に、オジサンが出てくる。


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