STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
「オレのこと?
――知りたいのか?」
「だからそーじゃなくてっ……」
あたしがアンタに好意的な
興味を持ってるんじゃない。
少なくともアンタは
あたしの雇い主になったし、
あたしはここでアンタと
共同生活するんだし。
それに何より、あたしは
アンタの得体の知れない
陰謀に手を貸すことに
なったんだ。
だから、あたしが那智の
ことを知りたいと思うのは
当たり前。
むしろ、知らないで相棒
だなんて呼ばれるのは
ゴメンもいいとこよ。
_
――知りたいのか?」
「だからそーじゃなくてっ……」
あたしがアンタに好意的な
興味を持ってるんじゃない。
少なくともアンタは
あたしの雇い主になったし、
あたしはここでアンタと
共同生活するんだし。
それに何より、あたしは
アンタの得体の知れない
陰謀に手を貸すことに
なったんだ。
だから、あたしが那智の
ことを知りたいと思うのは
当たり前。
むしろ、知らないで相棒
だなんて呼ばれるのは
ゴメンもいいとこよ。
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