STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
とうとう始まるんだ。



あたしは無意識のうちに
ゴクッと息を飲んでから、
緊張した声で尋ねた。



「……どうするの?」



「都内で医師団の
フォーラムがあるんだ。

簡単に言うと、脳神経
外科医が集まって行う
討論会みたいなもん。

汐音にはそこに紛れ込んで、
アイツと接触をはかってもらう」



「フォーラム、ね。

ちっともピンと来ないけど、
あたしみたいな歳じゃ
場違いじゃないの?」



どんなシナリオか知らない
けど、ムリのある設定は
勘弁してよ。


_
< 123 / 396 >

この作品をシェア

pagetop