STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
大きな会館を貸し切って
行われてる医師団のフォーラム。
その会場で、あたしは高瀬
和樹が来るのを今か今かと
待ってた。
服は今日のために新たに
那智が用意した、薄い
ピンクの上品なスーツ。
メイクもしっかりしてる。
4歳サバを読まなきゃ
いけないから、念入りに
準備した。
(まだ来ない……?)
腕時計を見ると、開始
時間まで20分を切ってる。
業を煮やしかけた時、
会場の入口にやっと
待ち望んだ姿が見えた。
グレーのスーツに身を
包んだ、高瀬和樹だ。
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