STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
和樹は一人じゃなかった
けど、あたしは迷わず彼に
向かって歩き出す。
時間が限られてるから
とにかく早く接触するよう、
那智に言われてるから。
「あの……ごめんなさい、
ひょっとして高瀬先生じゃ
ないですか?」
あたしはいかにも驚いて
感激してるような口調で
和樹に声をかけた。
和樹は立ち止まると、目の
前にいるあたしに怪訝な
顔を向けて、
「そうですが……あなたは?」
「やだ、あたしったら慌て
ちゃって――すみません。
あたし、堀江 小夜子(ホリエ・
サヨコ)といいます」
_
けど、あたしは迷わず彼に
向かって歩き出す。
時間が限られてるから
とにかく早く接触するよう、
那智に言われてるから。
「あの……ごめんなさい、
ひょっとして高瀬先生じゃ
ないですか?」
あたしはいかにも驚いて
感激してるような口調で
和樹に声をかけた。
和樹は立ち止まると、目の
前にいるあたしに怪訝な
顔を向けて、
「そうですが……あなたは?」
「やだ、あたしったら慌て
ちゃって――すみません。
あたし、堀江 小夜子(ホリエ・
サヨコ)といいます」
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