STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
なぜだかわからないけど……

那智が、来てくれた―――!?



「汐音っ、返事しろっ!!」



徐々に近くなる声に、
男達もようやく異変を
察して体を起こす。



「オイ―――もしかして
この声――…」



耳を澄まして声と足音の
位置を確認し……そして
次に、あたしを見た。



「もしかしてアンタ?

シオちゃんっての??」



「……………!」



答えなかったけど、反応で
バレたみたいだった。



男達は一瞬にして不快を
丸出しにした険しい表情に
なって、


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