STRAY・CAT 〜ソノ指先ニ恋ヲスル〜《年上男と媚薬な契約》完
どこから出したのか、男の
手に小さなプラスチック
ケースがあった。
外出用の歯ブラシセットを
もっと小さくしたみたいな、
長方形の。
でも中にあるのはもちろん
歯ブラシなんかじゃなくて……
(注射器―――…!!?)
「これ打つとボーッとして
おとなしくなっちゃうよぉ。
だけど感度は増すっていう
スグレモノ♪」
(イヤッ……やめてっ、
やめてーーっ!!)
懸命に叫ぼうとしても、
ふさがれた口からもれる
のはフグフグという
くぐもった音ばかり。
_
手に小さなプラスチック
ケースがあった。
外出用の歯ブラシセットを
もっと小さくしたみたいな、
長方形の。
でも中にあるのはもちろん
歯ブラシなんかじゃなくて……
(注射器―――…!!?)
「これ打つとボーッとして
おとなしくなっちゃうよぉ。
だけど感度は増すっていう
スグレモノ♪」
(イヤッ……やめてっ、
やめてーーっ!!)
懸命に叫ぼうとしても、
ふさがれた口からもれる
のはフグフグという
くぐもった音ばかり。
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