キミだけが。
保健室。
・・・ガラガラガラ
あたしは保健室に入った。
保健室の先生とは仲がいいあたしは
「疲れたから遊びにきたあ~」
保健の先生はなにもゆわずにあたしの雑談相手になってくれる。
それが楽しみってゆうのも保健室にきた小さな1つの理由。
「今日も雑談相手かしら?」
さっきのなりきりお嬢様と同じ口調。
でも言い方が違うから先生の場合はなんとも思わない。
むしろかわいいと思ってしまう。
保健の先生は、まだ26歳。
だから大人の話し相手とゆえばこの人がすぐに思いつく。
「ん、まあ、そんなかんじかな」
「わざと遠まわしに言わなくてもいいのに。」
「先生、さすが!するどいね」
「誰でもこれくらいならわかるわよ!」
「まじっすか!すんません;;」
「はあい。
あ、1人寝てる子いるから静かにね。」
「誰?」
「たしか~、原川くんだっけかな?」