コンパスで作る地球



開いた口がふさがらない。


今までに変なところで大爆笑したり?今みたいに床相手に叫んでみたり?そんなことを言いたいわけね。


「もしかして図星?」


きっと学食で言った真子の真似をしているに違いない。


「嫌な男……」


この人は町で会いたくない男NO.1だ。てか図書館で会いたくない男NO1。


このキザな台詞とか顔立ちから新宿のホストNO1もいける。


夜の蝶ハルト。みたいな?


自分の頭で勝手にランキングを作りだす。君の後ろ薔薇?薔薇が咲いてるよ。無駄に眩しいってば。


「あらら。俺ショック。紗耶香チャンに言われると傷つくなぁ。すごく本心から言ってそうじやんか。」


ドンペリでも注文しましょうか?


「はぁ。あのね?私はただ難しい問題が好きなだけ。だから応用問題しか解かないの。問題ありますか?」


嫌味を言って問題集を自分の手で奪い返した。そしてそれを机の上にドスンと置いた。


「好き?」


だからAB型を変人みたいな目で見るな。私は父も母もAB型なんです。だから100%AB型。つまり代表。


「難しい問題は……」


「何?」



< 78 / 131 >

この作品をシェア

pagetop