片思いの続きは甘いささやき
「知ってるよ。喬が今までどれだけの女の人と付き合ってたのか…。
私が喬と親しくなった時に、真田君に聞いたから…。
透子さんに気持ちのほとんどを傾けてるっていうのもわかってたし。
いまさら何を聞いても驚かないし」
ふふっと笑う声は単純に明るくて悩んでる様子も喬を責める様子でもなくて。
喬はどう受け止めればいいのか、わからないせいで黙り込むしかない。
「私は…喬が好き。
喬から見たら、真田君に受け止めてもらえなかったかわいそうな女なのかもしれないし真田君の事は複雑かも…だけど。
ちゃんと一番好きだから。この10年を泣いて過ごしたのは喬と愛し合うためだったって…高校生みたいにドキドキもしてる。
喬の過去ぐらいで揺らぐような弱い気持ちじゃないから、喬も私のそんな重苦しい想いをちゃんと背負ってくれなきゃ結婚はできないからね」
助手席の背にゆったりともたれながら、喬と絡ませる手を優しく見つめながら。
一語一語しっかりと、喬の体に染み渡らせるように言葉にした。
もともと整った顔はきつく見られがちで、あまり動揺しない性格も手伝ってクールな印象を持たれがちな雪美だけれど、喬に向ける顔は緩やかに幸せをたたえていて、言葉に出なくても、喬に向ける視線の言葉が喬への強い愛情を語っている。
運転しながら、ちらっと雪美の表情を見た喬にもそれは確実に伝わっていて、繋いだままの左手に力をこめた。
「なあ、アマザンって部屋取れるか?」
「え?部屋?なんで・・・?」
「今アマザンに向かってるから」
「は?」
「雪が仕事終わるまで待つから、終わったらすぐに来て俺に抱かれろ。
それが嫌なら今すぐ俺の部屋に戻る。今みたいに俺を愛してますっていう顔を見せられたら我慢できるかよ」
「・・・して」
「え?抱いていいのか?今?」
「違う。我慢、して。とりあえず、アマザンの部屋じゃなくて喬の部屋で」
私が喬と親しくなった時に、真田君に聞いたから…。
透子さんに気持ちのほとんどを傾けてるっていうのもわかってたし。
いまさら何を聞いても驚かないし」
ふふっと笑う声は単純に明るくて悩んでる様子も喬を責める様子でもなくて。
喬はどう受け止めればいいのか、わからないせいで黙り込むしかない。
「私は…喬が好き。
喬から見たら、真田君に受け止めてもらえなかったかわいそうな女なのかもしれないし真田君の事は複雑かも…だけど。
ちゃんと一番好きだから。この10年を泣いて過ごしたのは喬と愛し合うためだったって…高校生みたいにドキドキもしてる。
喬の過去ぐらいで揺らぐような弱い気持ちじゃないから、喬も私のそんな重苦しい想いをちゃんと背負ってくれなきゃ結婚はできないからね」
助手席の背にゆったりともたれながら、喬と絡ませる手を優しく見つめながら。
一語一語しっかりと、喬の体に染み渡らせるように言葉にした。
もともと整った顔はきつく見られがちで、あまり動揺しない性格も手伝ってクールな印象を持たれがちな雪美だけれど、喬に向ける顔は緩やかに幸せをたたえていて、言葉に出なくても、喬に向ける視線の言葉が喬への強い愛情を語っている。
運転しながら、ちらっと雪美の表情を見た喬にもそれは確実に伝わっていて、繋いだままの左手に力をこめた。
「なあ、アマザンって部屋取れるか?」
「え?部屋?なんで・・・?」
「今アマザンに向かってるから」
「は?」
「雪が仕事終わるまで待つから、終わったらすぐに来て俺に抱かれろ。
それが嫌なら今すぐ俺の部屋に戻る。今みたいに俺を愛してますっていう顔を見せられたら我慢できるかよ」
「・・・して」
「え?抱いていいのか?今?」
「違う。我慢、して。とりあえず、アマザンの部屋じゃなくて喬の部屋で」