鎧―キミヲ守ル―
「お題は!?」



ゴールに着いた途端、体育委員の子が、変態に声を掛ける。



「好きな子です」



「…キモ…;;」



「失礼だからッ!;;」



お題を知り、変態にポツリと呟くと、どうやら丸聞こえだったらしく、怒られた。

私はその場で下ろして貰い、近くに居た平塚先生におぶさり、座席まで送って貰う事にした。



「先生、わざわざごめんなぁ」



「いえ。中川さんも頑張ってますからね」



平塚先生はなよなよした部分があるが、やっぱり男。

私を楽々と聖の膝まで運んでくれた。

私は聖の膝の上で靴を履き、瞬斗の膝に移った。
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