鎧―キミヲ守ル―
「うん。普通に断る(笑)」



「……」



…何やこいつ。

私はお前らの総長の女やぞッ!!

私は椅子に立ち、200mトラックの半分、100mの境目地点に立つ峡と瞬斗を見る。



「瞬斗だ…」



私は欠伸をする瞬斗を撮影する。

ズームをし、第一走者の聖も撮影。



「聖ー!!」



私は聖にブンブンと風を切る音がしそうな位に手を振る。

聖も私に気付くと、インコースから二番目の位置に立ち、スタート台を調整していたのも止め、髪をかき上げながらハニカム。

そんな姿をまた撮影。

瞬斗を見れば、私を睨んでて、そんな姿も然り気無く撮影。
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