最低の恋を、してみました。




「着いたよ」



あたしは懲りずにナオの家の前にいる。



家の前に着いた事を報告する電話を掛けた。



「そんな報告別にいらん。勝手に入ってきて」


「え?…わかった」



勝手にって…



外まで出てきてくれへんの?



家の人に会ったらどうしよう。



あたしは、ドキドキしながら敷地に入った。



自転車置き場に愛チャリを停めていると、母屋の方の扉が開く音がした。



ヤバイ。



何であたしがビクビクせなアカンねん。
< 202 / 259 >

この作品をシェア

pagetop