ナツの夏



「ナツー、準備できたー?」




翌日、私はお世話になった先生の部屋いた。


押し入れの、カラーボックスに入っていた私の家族の写真。


もう一度だけ、こっそりとそれを見た。


幸せそうな三人が、そこにいた。


この部屋でまた会えたらいい、そう思った。


ここで、また私を待っていて欲しいと。


< 101 / 105 >

この作品をシェア

pagetop