キミだけをずっと②



「どこからか、佐野くんがいいって聞こえたけど。皆はどうですか?」



先生がクラスに伝えると、凌が私の机の足を蹴った


ドンっ



「何よ!」


「お前のせいでなっただろ!」



机の足を蹴られた一瞬、何が起こったのか分からなかった


別にそこまでキレなくても…


私の失態に苦笑い




結局、凌がクラス委員になった


何かとんでもないことをしてしまい、今まで以上に気まずいことに…



一人でトイレに行っていた私は、洗面場で手を洗いながら自分の顔を見ていた



「やっちゃったな…」



今の私の顔ってこんな顔してたんだ…


苦笑いしか出来ずにいた



手をハンドタオルで拭きながら女子トイレから出ると


正面の壁に寄り掛かりながら立っている大樹の姿があった









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