私の血を狙わないで。





「ほらっ、指切り。」


片倉先輩が私の前に、小指を差し出す


私はぱぁっと瞳を輝かせた



片倉先輩が約束してくれるなんて…!!!



「指切りげんまん嘘ついたらハリー……」



そこまでくると、片倉先輩はパッと手を離した


私は呆然と片倉先輩を見つめる



「ははっ。冗談だって!!ったく凛香ちゃんて、リアクション面白いねー」


「……はっ…はは」



という感じで、また小指を絡ませる



「指切りげんまん嘘ついたらー……」


私が言いかけた時


「ハリセンボンのーますっ!!指切った!!」


と、片倉先輩が。


私は思わず吹き出した


片倉先輩っ…


『針千本』を『ハリセンボン』って…!!!



「何?何がおかしいの?」


片倉先輩が首をかしげる


「ハリセンボンって……!!!」


「?」



そのあと、私は笑いが止まらなかった


お腹がちぎれそうで、やばかったけど。


片倉先輩といて、初めて楽しいって思った






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