私の血を狙わないで。





───「ふぅぅ~っ」



学校から帰宅すると、私はベッドに仰向けになった



片倉先輩と約束をして、一件落着!!


一安心したとこで、昼寝タイム……の予定だったんだけど




「ちわーっす!!」


窓から誰かが。


「ぎゃわわっ!!リクくんっ!!」


私はベッドから転がり落ちた


「そんなに驚かなくてもいーのに…」


リクくんはボソッとつぶやくと、私のベッドに座った

私もその隣にちょこんと座る




「喧嘩した」


「……へ?」


喧嘩……?


誰が?


「僕達が喧嘩したんだって!!」


「けっ、喧嘩ぁ!???」



あの三人がっ!???



「どうして?」


「学校から帰ってる途中、僕がふざけてシンを押したら…たまたま用水路に落ちちゃって。そんでシンがカンカンに怒ってさー。」



『たまたま』用水路って…


そりゃ怒るのも仕方ないな。



「んで、僕たちが文句言い合ってたらさ。いきなりハクが『シン、臭い』って言いやがって。」


「あ…あははー…」


「それからずっと無言で帰ったんだ。気まずいから、僕は凛香の家に逃げてきたんだけど…」


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