私の血を狙わないで。






───その日、私は暇で暇で仕方がなかった




学校にどうしても行きたくて。



でも、無理に決まってる



ママは許してくれないだろうし…




私はベッドの上で仰向けになり、雑誌をパラパラとめくる





…面白くないや



んー、暇っ!!



私は雑誌を投げ捨て、携帯を握る



メール…


する相手…いないや




毎日何十件も、送り合いしていた冬美とも、喧嘩しちゃったし。



仲直り…できるかな?



ううん…できるわけがない



でも、本当は今すぐにだってしたい




…私が謝る?



いや、私は悪くないもん



私は携帯を手から離し、寝返りする











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