私の血を狙わないで。





「凛香ぁ~。同じクラスの子が来てるけど。」




「同じクラスの子?」




私は立ち上がり、階段を降りた



玄関には2人の女子が。



一人は、ポニーテールにパッチリおメメ。



もう1人は、二つ結びの大人しめ女子。



私は2人に駆け寄り、話しかける




「あの…。ど、どうしたの?」



2人はお互いに軽く肩をぶつけ合い、しばらくするとポニーテールの女子が話し出した




「えっと…、立花さんですよね?」



「う、うん…そうだけど。」



「同じクラスの【鍵川 光(かぎかわ ひかる)】です。」



ポニーテールの子が自己紹介する


その後に続いて、二つ結びの子が自己紹介。



「えっ、えっと…【柴崎 みいな(しばさき)】です。」



「立花さんは、1-3です。担任の先生は【伊藤先生】。」



「えっ、私1-3になったんだ。」



そして担任は…



昨日、私たちに職員室で説教した、あの先生ね



「はい。それで今日…立花さんが休んだので、明日の時間割を教えに来ました…。」



あっ、そのために私の家まで…?



「ありがとう。」



私は紙に時間割を書き、2人の女子にお礼を言った



「では、これでー…。」




そう言って、
鍵川さんと柴崎さんは、帰ってった












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