魔法のキス
―翌日―




今日、俺は寝不足だった。何故なら、いつも使っていない頭をフルに使い、朝方まで考え込んで寝れなくなってしまったからだ。




朝はいつも起きれないから、紗希が起こしてくれるけど、今日はいつも以上に起きれない。体がすごくダルイ…。




布団から出ることさえ出来ないくらいだ。




いつも使わない頭をフルに使ったからか頭がクラクラする。




そんな俺を紗希は心配そうに見ている。




紗「尚…大丈夫?」




尚「ごめん…今日俺学校行けないや…なんか体がダルイ…風邪引いたかな…」




紗「うん…無理しないで休んで…私、薬持ってくるね」




そういうと部屋を出ていった。




紗希は優しいな。こんな俺のために…すごく心配してくれてる…。




尚「俺も紗希のために頑張らないとな」




そして紗希は薬を持って部屋に戻ってきた。




紗「薬持ってきたから、あと飲んでね。具合悪いだろうけど、ご飯ちゃんと食べるんだよ!それじゃ、私行ってくるね」




尚「うん、気を付けて」




紗希はニコリと笑い部屋を出ていった。




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