吸血鬼は淫らな舞台を見る episode ι (エピソード・イオタ)
「イオタ?そいつは九番目か」
情報を得たガンマ少佐はニヤリと笑う。
「そんなことして面白いの?」
シータが睨みながら質問する。
「ああ、面白いよ。君は色々なことを知っていそうだね。君達の力とやらを教えてくれないかな?」
ガンマ少佐はシータに狙いを定めて訊く。
「……さぁね」
一瞬、答えようとしたシータだったが、イオタが弱々しく首を横に振る姿を見て、拒否した。