吸血鬼は淫らな舞台を見る episode ι (エピソード・イオタ)
『正解。隊員の足音が近くまで聞こえてきてるわ』
「ガンマ少佐に一泡吹かせることができるならなんでもやるよ」
『それを聞いて安心した。ベッドの下に血液が入ったケースがあるの……』
「それはシータの記憶を舞台で見たから知ってる。でも、爆発で粉々になったかも」
時間がもったいなくて、ジェーンの説明を省かせる。
『大丈夫よ。ちょっとやそっとじゃ壊れないケースに入ってるから』
「その血を飲めばいいんだね」