cloud×cloud【完】
「もう…会えないんだ…っ」
突然に涙がとめどなく溢れてきた。
「…桜ちゃん」
沖田さんは優しくそう言って私を抱きしめた。
いつもなら驚くところなんだけど、今回はどこか心が落ち着いた。
「平助、夢の中で言ってたんです。『俺が守りたかったのはみんながいる京だった』て」
沖田さんの腕に少し力が入る。
ただそれだけなのに、私には悲しみが伝わってきた。
「…平助泣いてたっ……『もっと早く気づきたかった』て」
そう言って、泣いてたの