暴れる帝姫
~会議室~
扉をあけると1人の若そうな男と
さっきはなしかけてきたやつがいた
「君は仕事にもどっていいよ」
そういわれると、そそくさとでていった
「はい、じゃあ自己紹介して」
「井上 健と申します。よろしくお願いします。」
「井上君には、会長の秘書をしてもらう」
『えっ、』
声が重なった
めずらしく1人で仕事してると思ったらそういうこと
「なんでこいつが秘書なの!私には、秘書はいらない」
「べつにいいじゃないか」
そういって、ウインクしてきた
「はぁ、分かったわ。でも、今日は時間とれないから明日の12時ごろでいいかしら」
「遅いなあ 明日なんかあるのか」
「あの景吾にあいにね 大丈夫 顔をみるだけよ」
俺は目を見開いて驚いた
「じゃあ あしたね。井上君」
そういい残してでていった
そこに、ずっと黙っていた井上が話しかけてきた
「あのう、僕がゆうのもおこがましいと思いますが、なんで彼女が会長なんですか?
まだ、18歳ですよね?」
話しかけられて、我に返った
「ああ、彼女じゃないとだめなんだ。井上、おまえに会長の過去教えてやるよ。
本社で働いてる奴ならだれでもしってることだ。」