初恋の行方〜謎の転校生〜
家に着き、車から降りたが、川島美咲はまだ歩きにくそうにしていたので、俺は彼女を抱き上げ家に入って行った。出迎えた執事の爺やが目を丸くして驚いていたが、そんなのは無視だ。


彼女を抱いたまま階段を上がり、俺の寝室の前でいったん降ろし、ドアを開けると再び抱き上げ、ベッドの上にそっと彼女を降ろした。


その間、川島美咲は戸惑いを見せたが、俺は自分でも驚くほど強引だった。


予定では彼女を家に連れて来て、メイドの律子さんにでも頼んで服を着替えさせて……と考えていたのだが、気付けば俺は川島美咲を見下ろし、「脱げ」と命令していた。


当然ながら戸惑い、唖然とする川島美咲に向かい、「暖房が効くから寒くないぞ」などと、俺は彼女が服を脱ぐ事には興味がない、かのような素振りを見せた。

内心は、期待でドキドキなのに。


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