初恋の行方〜謎の転校生〜
柏木君とは、かなり親しそうな母娘だなあと思っていたら、


「この子はユキっていって、俺の妹」


と柏木君が言った。私が「え?」と目を丸くしていると、


「そんで、こっちはお袋さん」


と言った。


「柏木君の?」と小声で聞いたら、「そうだよ」と言われて、思わず私は「うそ!?」と叫んでしまった。


だって、こんなに若くて綺麗な女性が柏木君のお母様だなんて、信じられなかったから。


私の両親もかなり若い方だと思ってたけど、この女性の比ではなかった。


「はじめまして。隼人がいつもお世話になりまして……」


その女性、柏木君のお母様らしいけどは、ニコッと微笑み、私に向かってうやうやしく頭を下げた。


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