シンデレラと魔法使い
「…ぴったり…」


いちよう、その場を歩いてみるがとても歩きやすかった。


ガラスの靴も馬鹿にできない。


「良かった…じゃあ、気をとりなおしていきますか。」


「うん!」



**********************

馬車にゆられ、お城の前についた。


「ついたぞ。」


馬車を降りると、私はお城を見上げた。


「おっきい…」


「なにあほ面さげて突っ立ってんだ?」


「ひど!」


「はいはい、そんなことより早く行かなくていいのか?」


子ども扱いされた気がするが心優しい私はスルーしてあげた。


「…じゃあ、行って来る。」


「ああ。」


私はお城に向かって歩き出した。


「あ、そうだ!」


「なに?」


レオが大声で私を呼び止めた。


「その服、お城の十二時の鐘が鳴り止んだと同時に元に戻るから気をつけろよ!!ちなみに馬車は服よりは時間もつから!!」


「え?」


「じゃあ、楽しめよ!!」


「あ、ちょっ!」


私が呼び止めようとしたがすでにレオは消えていた。


「そういう大事なことはもっと早く言ってよね…でも……ありがとう……」


私はお城の中に入っていった。







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